出身大学と年収について – データから見えてくる真実

まだ、学生のときには、お金持ちになりたいとか、金融系は給料が良さそう、公務員が安定している…etc、かなり漠然としたイメージで高校生活を過ごしてきているのではないだろうか?

アルバイトでも仕事の経験が少しでもあれば、まだ、働いてお金を稼ぐことの大変さや意味も少々理解できてくるかも知れないが、それでも実際の社会で働かないと見えてこないのは、ごく自然で当たり前のことだ。

しかし、そういうよく分かっていない状況で大学をポンッと選んでしまうと、今後、いろんな面で有利・不利がはっきりと分かれてくる。

もちろん、医師や看護師、教員、弁護士等、専門職志向で明確に目標を持っている人は別だが、9割方以上のほとんどの人は、サラリーマン、OL等の、ごく一般的な仕事を想定していることだと思う。

最近では、国税庁や民間の転職キャリアサイトなどでは、色々なデータが次々と公表されているので、これらのデータからどういう傾向が読み解けるか?ということ大学選びで損をしないようにじっくりと考えてみたいと思う。

その数あるデータの中でも、学生のときは、恐らくあまり意識されていないと思われる「平均年収」だが、国税庁や民間の転職キャリアサイトで幅広く公開されている。

平均年収とは、1年間働いて、支給される給与総額のこと。つまり、月給の12カ月分とボーナスの総合計金額である。

平均年収は、職業や業種、雇用形態(正規・非正規)等でも高い・安いはあるが、この中から、特に受験生に関係しそうな数字をピックアップしたいと思う。

関西有名私立大学出身者の年収は?

まず、はじめに日本人の平均年収は?というと国税庁の「平成26年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」で公表されている。

平成26年の日本人全体の平均年収は415万であった。

この数字が、大学進学や就職する際の判断の比較対象(ベース)となってくる。

これに対して、出身大学別の平均年収は?というと 関関同立 492万 産近甲龍 450.5万 摂神追桃 420.25万 である。

転職サイトに登録している人が、若い人(年収が低い層)が多いため、まだ、日本の平均年収と比較するとそれほど大きな差が無いように感じられる。

だがしかし、これらの有名私立大学の平均年収を年代別で見てみるとどうだろうか?

 20代30代40代
関関同立 平均374.25万502.5万651万
産近甲龍 平均343.75万463万586.5万
摂神追桃 平均324.5万427.25万555.25万

と、30代から40代にかけて、日本の平均年収より大きく上回ってきているのが見て取れる。

いわゆる有名私立大学の出身者は、卒業後、安定的に年収が増加し、特に年代別で見る限りは、40代までバリバリ働いているとかなりの報酬額になるという、なんともうらやましい結果が出ている。

平均年収を人口全体の割合で考えると、ざっくりと22歳~63歳まで働いていると考えると年齢的な中間点は、42、43歳あたりだろうか?

ということは、上記の年代別のデータの40代の数字が、中間点に位置するので、550万~650万が、日本の平均年収(415万)と比較するデータとなる。

つまり、関西の有名私立大学出身者は、日本全体の平均年収より+135万~235万程度、年収が高いと言える。この数字を12カ月で割ると、平均的な人に比べて、毎月+11万~20万も、多いことが分かる。

毎月+11万~20万というと、時給1000円のアルバイトをしたとすると、およそ100時間から200時間分の労働と同じ価値になるので、この時間分が、人と同じ時間働いているにも関わらず、毎月多いとなると相当大きな数字だということがはっきりとわかる。

今回、具体的にこのような形にデータを分析してみると、少しは身近なこととして、理解していただけたのではないでしょうか?

こういうことも意識しながら、自分にあった志望校を選択してみてください。

(尚、出身大学別の年収データは、キャリアコンパス(http://doda.jp/careercompass/)にて、詳細データが公表されています。)

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